ECサイト開発
大規模ECシステムにおけるフルスタック対応と業務改善の実践
設計・開発・運用・インフラ・改善まで一貫して対応し、長期プロジェクトを支えた実績

概要
大規模ECサイトの長期プロジェクトにおいて、
- 見積
- 要件調整
- 設計
- 開発
- 試験
- リリース
- 障害対応
- 運用改善
まで一貫して担当しました。
開発だけでなく、レビュー、サーバー運用、負荷監視、不正アクセス調査、参画者サポートまで担い、システム全体を支える立場で継続的に価値提供した実績です。
主な役割
- 改修案件の工数見積もり、見積書作成
- 外部ベンダーとのシステム要件検討・調整
- 要件定義書、説明資料の作成
- サイトアラートの確認、障害調査・対応
- 設計・開発・試験・リリース
応用業務
レビュー・品質支援
- 設計書、コード、テスト仕様書のレビュー
- 参画者の技術的QA
- 環境構築サポート
サーバー運用・性能対応
- サーバー負荷監視
- 原因調査、メンテナンス
- イベント等に伴う事前台数調整
- CPU使用率やサーバー台数の報告資料作成
- サーバースペックアップ対応
セキュリティ対応
- 不正アクセスの監視・調査
- ログベースでのリクエスト追跡
- 挙動、遷移、頻度、パターンを確認し、悪意あるアクセスの可能性を判断
- 必要に応じて関係者へ共有
代表的な実績
決済連携機能の導入
- QR決済で使用するほぼ全てのAPIと、関連する共通処理を実装
- サイト機能、管理機能、バッチ処理など複数領域から利用される重要な処理を担当
- 全体の約8割を担当した規模感で実装を推進
また、リリース後に想定外の外部リクエストが発生した際も、事前にログを詳細に残す設計としていたため、原因調査と対策が可能でした。
大規模データ移行
- 移行スケジュールに応じたタスク分解と役割整理を実施
- データ抽出・加工をシェルスクリプトで半自動化
- DB負荷を考慮し、過去記録や既存アラートをもとに許容負荷を算定
- 本番相当件数のデータを検証環境に準備し、負荷テストを実施
- PL/pgSQLで検証データ作成・削除を仕組み化
- Dockerで実サーバーに近い開発環境を整備
技術選定においても、コンパイルや環境変更の制約を踏まえ、JavaやPythonではなくShellを採用し、現場制約に適応した実装を行いました。
継続的な改善
勤怠シート作成の自動化
- 毎月の初営業日に必要だった勤怠シート作成をGASで自動化
- 開発者の待機時間と担当者の手作業負担を削減
- 周辺業務の効率を大きく改善
CPUレポート作成の半自動化
- 監視サービスのAPIから必要情報を取得
- テンプレート資料へ自動反映する仕組みを作成
- 1回あたり30分〜1時間程度かかっていた作業を約10分程度まで短縮
- ドキュメント化し、引き継ぎも実施
高頻度データパッチ作業の仕組み化
- 週に数回発生する保守作業をスクリプト化
- 入力・確認・本実行の流れを整備
- 作業時間短縮と引き継ぎ難易度の低減に貢献
障害切り分けの初動改善
- AWS障害通知をSlackへ連携
- 監視アラートが外部要因かどうかを迅速に判断できるよう改善
- クライアント共有の初動を早める体制を整備
リファクタリングの段階導入
- 可読性や保守性に課題のあるコードをIssue化
- 割り当てタスクのスコープに乗せて段階的に改善
- 属人化しやすいコードを継続的に整理
成果
- 開発・運用・保守を横断して対応できる体制を担保
- 属人作業の削減と引き継ぎ容易化を推進
- 周辺業務の自動化により、より本質的な業務へ時間を再配分
- システム運用・保守・開発の安定性を継続的に向上
この実績で伝えたいこと
一貫して重視してきたのは、
**「業務の本質ではない作業を仕組み化し、本質的に必要な業務へ時間を再配分すること」**です。
ポジションを問わず、この姿勢で価値提供を続けています。